産業安全フォーラム2016「これからの産業安全を考える」開催のお知らせ

産業安全フォーラム2016「これからの産業安全を考える」が株式会社化学工業日報社主催で開催されます。

■開催趣旨
保安防災対策の実施にもかかわらず、化学工場の事故は依然として発生し続けています。いったん事故が起きれば事業所内に留まらず近隣地域への影響や製品の供給問題など重篤な社会問題に発展しかねません。その要因は、設備の老朽化、化学プロセスの複雑化、技術伝承や教育の問題など多岐にわたっています。
本フォーラムでは、第1部で100年前の「安全第一」、「安全専一」活動から現在のわれわれが何を学ぶべきかについて検証します。また、第2部においては、今年6月に発足した「安全工学グループ」の活動を紹介するとともに、化学産業が培い醸成した産業安全に関するノウハウを社会に発信するために何が必要なのかについて多角的に議論します。

 

【名 称】 ≪産業安全フォーラム2016≫
        『これからの産業安全を考える』

【会 期】 2016年9月9日(金)10:30 ~ 16:30(10:00~ 開場)

【会 場】 川崎市産業振興会館 1階「ホール」
     (川崎市幸区堀川町66-20)
     ・JR「川崎駅」西口より徒歩8分
     ・京浜急行「川崎駅」西口より徒歩7分

【主 催】 株式会社 化学工業日報社

【後 援】 安全工学会/災害情報センター/産業・環境創造リエゾンセンター
      総合安全工学研究所/保安力向上センター/リスクセンス研究会

【参加費】 無料(参加登録はhttp://www.cdsympo.com/sf2016/からお願いいたします。)

 

プログラム

◇ 第一部 『100年前のSafety First活動から学ぶこと』(10:30 ~ 12:00)

10:00~     <開場>

10:30~11:00 「安全第一」活動から学ぶこと
         労働安全衛生総合研究所 機械システム安全研究グループ 上席研究員 清水 尚憲 氏

11:00~11:30 「安全専一」活動から学ぶこと
         リスクセンス研究会 理事 小田川 雅朗 氏

11:30~12:00 これからのSafety First活動への提案 ~リスクセンスの視点から~
         リスクセンス研究会 副理事長 中田 邦臣 氏

12:00~13:00  <昼休憩>

◇ 第二部 『我が国の産業安全の方向性』(13:00 ~ 16:30)

13:00~13:05  〔開会挨拶〕 化学工業日報社 代表取締役社長 織田島 修

Ⅰ.安全工学グループによる総合的産業安全活動(13:05 ~ 14:35)

13:05~13:15 安全工学グループの全体像
          安全工学グループ 代表 伊藤 東 氏

13:15~13:35 安全工学会 会長 新井 充 氏

13:35~13:55 総合安全工学研究所 専務理事 小川 輝繁 氏

13:55~14:15 保安力向上センター センター長 若倉 正英 氏

14:15~14:35 災害情報センター 事務局長 井田 敦之 氏

Ⅱ.産業安全を担う人材育成(14:35~15:05)

14:35~15:05 体系的安全教育プログラムの構築と産業安全教育の推進
          東京大学 名誉教授 田村 昌三 氏

15:05~15:25 <休憩>

Ⅲ.パネルディスカッション「これからの産業安全をどう考えるか」(15:25~16:30)

   座 長:  田村 昌三 氏(東京大学 名誉教授)

   パネリスト:伊藤  東 氏(安全工学グループ 代表)
         新井  充 氏(安全工学会 会長)
         小川 輝繁 氏(総合安全工学研究所 専務理事)
         若倉 正英 氏(保安力向上センター センター長)
         井田 敦之 氏(災害情報センター 事務局長)

15:25~15:35 〔基調講演〕 東京大学 名誉教授 田村 昌三 氏

15:35~15:50 〔各団体の安全活動のレビュー〕

15:50~16:30 〔討論〕

16:30       <閉会>