「リスクセンス フォーラム 2017」が開催されました

「リスクセンス フォーラム 2017」が開催されました
 リスクへのセンスを向上させて組織の生産性向上を目指す活動を行っているNPOリスクセンス研究会では、ものつくり分野をはじめとしたオフィス分野、IT分野、医療分野での活動成果を共有するためと良いリスクセンスを発揮した行動から学ぶためにリスクセンス フォーラムを開催しています。
 本年度も安全工学グループ(注1)との共催で、第1部は安全工学グループが目指す産業安全活動の一環として推進している安全体験・体感型教育施設の顕彰、第2部は、第5回目となるGood Risk Sense  Awardの顕彰、第3部はリスクセンス向上活動に関する報告と参加される皆さんとの意見交換の3部構成です。
 多くの方のご参加と忌憚のないご意見、アドバイスを頂ければと思っています。

注1:“幅広い安全活動”に取組むべく、NPO安全工学会、財団法人総合安全工学研究所、保安力向上センター、財団法人災害情報センターおよびNPOリスクセンス研究会の5つの組織で構成し、主な活動として(1)「安全相談窓口」の設置、(2)「産業安全から社会安全」への展開(安全教育等)、(3)社会変化に伴う「新たな安全課題」への対応等を想定して活動している。

 

《プログラム》

 

日時:2018年3月10日(土) 10:30~ 16:45
会場:東京大学 弥生講堂 アネックス セイホクギャラリー
定員:60名【要事前申込:定員になり次第締切】

10:00
開場   司会  加藤 豊 氏(NPOリスクセンス研究会)
10:30 ~ 10:35
開会の挨拶   
NPOリスクセンス研究会 理事長
東京大学 環境安全研究センター 教授  新井 充 氏

 

<第1部>2017年度 GSEF(注2 通称 ジーセッフ)の顕彰
10:35~ 12:15
以下の5つのGSEFの顕彰と各施設からの研修内容の紹介

(1)株式会社クレハ 技能研修センター 殿 
(2)株式会社トクヤマ 技術教育訓練センター 殿 
(3)東京電力ホールディングス株式会社 安全考動センター 殿
(4)凸版印刷株式会社 安全道場 殿
(5)株式会社ブリヂストン グローバル防災センター 殿
(あいうえお順)

注2:GSEFはGood Safety Education Facilityの頭文字から成る、安全工学グループが普及することを期待する「安全体験・体感」に関する教育・研修を実施している施設の呼称

 

<第2部>2017年度Good Risk Sense Awardの顕彰と記念講演
進行   鷺 康雄 氏(NPOリスクセンス研究会)
13:30 ~ 14:30
審査結果講評  梅里 泰正 氏(一般社団法人 ディレクトフォース)
化学工業日報社賞/リスクセンス研究会賞
【顕彰案件】
「BCPマニュアルの作成、3.11大震災での的確な実践、そして早期事業再開」
【顕彰組織】  株式会社オイルプラントナトリ 殿

 

<第3部>研究活動の報告と意見交換
14:30~ 16:45
(1)リスクセンスで昨今の不祥事の予兆管理を!
       梅里 泰正 氏((一社)ディレクトフォース)
(2)リスクセンス検定®の活用現況
       大内 功 氏(NPOリスクセンス研究会)
(3)オフィス分野のリスクセンス向上活動
       宮崎 敬 氏(NPOリスクセンス研究会)
(4)医療・介護分野のリスクセンス向上活動の進め方
       川路 明人 氏(NPOリスクセンス研究会)
(5)ノンテクニカルスキルの習得も目指す現場RSケースメソッド研修®の開発
       長瀬 穂積 氏(NPOリスクセンス研究会)
(6)横国大・リスク共生創造センター「社会総合リスクプラットフォームの構築」に参加して
       石山 秀雄 氏 (NPOリスクセンス研究会)

 

閉会の挨拶  中田 邦臣 氏(NPOリスクセンス研究会)

フォーラム終了後、意見交換会を開催します。
(会費は3,000円を予定)

 

 

<会場のご案内>
東京大学・弥生講堂 アネックス セイホクギャラリー
   文京区弥生1-1-1 東京大学 農学部内
   http://www.a.u-tokyo.ac.jp/yayoi/map.html
地下鉄 南北線「東大前」徒歩1分、千代田線「根津」8分

 

                                 以上