「リスクセンス フォーラム 2016」が開催されました

「リスクセンス フォーラム 2016」が開催されました
 リスクへのセンスを向上させて組織の生産性向上を目指す活動を行っているNPOリスクセンス研究会では、ものつくり分野をはじめとしたオフィス分野、IT分野、医療分野での活動成果を共有するためと良いリスクセンスを発揮した行動から学ぶためにリスクセンス フォーラムを開催しています。
 本年度は、昨年6月1日に発足した安全工学グループ(注1)との共催で、第1部は安全工学グループが目指す産業安全活動の一環として推進している安全体験・体感型教育施設の顕彰、第2部は、第4回目となる【Good Risk Sense Award】の顕彰、第3部はリスクセンス研究会の2016年の活動に関する報告と参加される皆さんとの意見交換の3部構成です。
 
注1:『幅広い安全活動』に取組むべく、NPO安全工学会、財団法人総合安全工学研究所、保安力向上センター、財団法人災害情報センターの4つの組織が結成し、主な活動として,(1)「安全相談窓口」の設置、(2)「産業安全から社会安全」への展開(安全教育等)、(3)社会変化に伴う「新たな安全課題」への対応等を想定している。

 

《プログラム》

 

日時:2017年3月11日(土) 13:15~ 16:45
会場:東京大学 弥生講堂 アネックス セイホクギャラリー
定員:60名

13:00
開場   司会  鷺 康雄 氏(NPOリスクセンス研究会)
13:15 ~ 13:20
開会の挨拶   
NPOリスクセンス研究会 理事長
東京大学 環境安全研究センター 教授  新井 充 氏

 

<第1部>2016年度 GSEF(注2 通称 ジーセッフ)盾の謹呈
13:20~ 13:40

安全工学グループ
公益財団法人 総合安全工学研究所 専務理事  
横浜国立大学 名誉教授  小川 輝繁 氏

【顕彰する教育・研修施設】
(1)旭硝子株式会社 AGCモノづくり研修センター 
(2)三洋化成工業株式会社 安全教育センター 
(3)三井化学株式会社 技術研修センター 

注2:GSEFはGood Safety Education Facilityの頭文字から成る、安全工学グループが普及することを期待する「安全体験・体感」に関する教育・研修を実施している施設の呼称

 

<第2部>2016年度Good Risk Sense Awardの顕彰と記念講演
13:40~ 15:10
審査結果講評  梅里 泰正 氏(一般社団法人 ディレクトフォース)

 

【顕彰案件、顕彰組織および記念講演者】

(1)化学工業日報社賞/リスクセンス研究会賞
「長期にわたり改善・悪化を繰り返す臀部褥瘡を患った入居者への対応行為」 
湖山医療福祉グループ
・講演者  社会福祉法人 湖成会 特別養護老人ホーム 楓の丘 施設長 遠藤 美和子 氏

(2)リスクセンス研究会賞
「中小企業家グループが東日本大震災を乗り越え、未来に向けて取り組んでいる活動を支援」
中小企業家同友会 全国協議会
・講演者  中小企業家同友会 全国協議会 事務局長 平田 美穂 氏   

 

(休憩 5分間)

 

<第3部>研究活動の報告と意見交換
15:15~ 16:45
(1)リスクセンス検定®の活用現況とプロジェクト「Think Safety First again」の報告
大内 功 氏(NPOリスクセンス研究会)
(2)オフィス分野のリスクセンス検定®開始
宮崎 敬 氏(NPOリスクセンス研究会)
(3)現場RSケースメソッド研修™法の開発と普及
長瀬 穂積 氏(NPOリスクセンス研究会)

 

閉会の挨拶  中田 邦臣 氏(NPOリスクセンス研究会)

フォーラム終了後、意見交換会を開催します。

 

 

<会場のご案内>
東京大学・弥生講堂 アネックス セイホクギャラリー
   文京区弥生1-1-1 東京大学 農学部内
   http://www.a.u-tokyo.ac.jp/yayoi/map.html
地下鉄 南北線「東大前」徒歩1分、千代田線「根津」8分